各地の取り組み

各地の取り組みを書きましたが、05/5/24現在更新が止まっております。ご了承下さい。

国家公安委員会

04/3/31　東京・市民オンブズマンが、国家公安委員会に対して、警察庁･警視庁の組織ぐるみ不正経理の是正を求める申入書を提出した。

会計検査院

04/11/9 会計検査院が警察捜査費の検査の結果を発表会計検査院の平成１５年度決算検査報告の概要のなかの、特定検査対象に関する検査状況都道府県警察等における捜査費及び活動旅費の経理について。是正勧告など厳しい措置はとらず。

04/4/30 4/28づけでNPO法人市民オンブズマン福岡が、福岡県警察銃器対策課に支給された国費による捜査費に関し、会計検査院に対して審査要求書を提出した。

警察庁（各管区警察局）

04/11/24 情報公開請求者を漏洩　中部管区警察局朝日新聞記者が中部管区警察局に情報公開請求した際、情報公開請求対象の愛知県警幹部（当時中部管区警察局に出向中）に公開請求したという情報が漏洩し、別の朝日新聞記者に対し当該職員が圧力をかけていたことが判明した。

04/7/30　6/23づけで九州管区警察局に対して情報公開請求していた「保存期限前に廃棄・亡失した文書名とその理由・それに対する処分者名のわかるもの」が７月３０日付で一部開示された。保存期限満了日（その日までは保存しなければならない）の３月３１日の午前９時から午前９時半までの間にシュレッダーで祭壇をしていたことが公文書で確認された。当日は全国市民オンブズマン連絡会議が保存期限の切れる文書を請求したが、九州管区警察局の捜査費に関しては文書廃棄のため非開示（不存在）となった。決定のPDFはこちら。
04/5/6 3/31に警察庁と各管区警察局に請求した捜査費に関する文書のうち、警察庁所管の書類は2005年3月31日まで公開決定が延長されるという通知がでました。延長通知をまとめた表は[こちら|]。
04/4/16 3/31に警察庁に対して行った情報公開請求のうち、九州管区警察局分の会計資料約80冊が保存期限内の3/31に廃棄されていたことがわかりました。平成10年度分については、警察庁から当分の間、破棄しないようにとの指示があったが、連絡不徹底のため、行き渡らず、担当者が4月1日付異動のため、3月末に破棄したとのこと。情報公開請求があった当日に廃棄したというのはにわかに信じがたく、また、ファイル約80冊(厚さ約60センチ)をシュレッダーにかけるのだけでも相当な手間であり、単なる不手際とは考えられません。全国市民オンブズマン連絡会議として、対応を検討しています。
2004/3/31　全国市民オンブズマン連絡会議が、警察庁に対して捜査費･報償費に関する文書で、保存期間が満了する合計150ファイルに関して情報公開請求した。
2004/3/24 　警察庁は、保存年限が04/3/31で満了する98年度の会計書類に関し、口頭で「当分の間保存するよう」指示。（3/30　参院内閣委員会で吉村博人官房長が答弁）
2004/3/11 警察庁が偽名領収書を04年4月から廃止するように各都道府県警に通達を出した。

全都道府県警

04/7　　全国市民オンブズマン連絡会議が、各監査委員・公安委員会に対し、捜査費に関するアンケートを行っております。発表は８/２７(金)
2004/7/1　全国市民オンブズマンは、7/1づけで各県警に対し、捜査費に関する｢自主調査」について情報公開請求を行いました。結果発表は８/２７(金)
2004/6/7 全国市民オンブズマン連絡会議は、6/7全都道府県警に対し、一斉に捜査費の偽名領収書に関する情報公開請求を行った。全国統一請求文言は以下の２点。趣旨は以下の2点。
- 98年度-03年度に警察本部（全課）で支出した、捜査費（国費）・捜査報償費（県費）の領収書のうち、当該捜査費または捜査報償費を受領したもの以外の氏名または住所が記載されたものと情報公開請求日現在で実施機関において認識しているもの
- 98年度～03年度に会計課から各所属長に出された通知（捜査費・捜査報償費に関するもの）
  - 偽名の領収書は、不正支出疑惑の巣窟であること。
  - 偽名である以上、公開による捜査上の支障はないはずであり、非公開となった場合には取消訴訟の勝訴も期待できる。

2004/4/7 全国市民オンブズマン連絡会議は、4/7全都道府県警に対し、一斉に捜査費に関する情報公開請求を行った。
- 全国統一請求文言：98年度～03年度に警察本部の捜査1課・2課・鑑識課、2警察署で支出した、捜査費（国費）、捜査報償費（県費）の予算と支出に関する文書、および個別執行に係る証拠書類（捜査費支出伺い、支払精算書、領収書等）
2004/3/27 全国市民オンブズマン連絡会議は全都道府県警に対して捜査報償費の情報公開請求を行うことを決定した。
2004/3/19 全国市民オンブズマン連絡会議の調査で、2002年度に各県警で支出した激励慰労費の総額が約1億9700万円であることが判明。

北海道警

[北海道警への取り組み]をまとめました。道警不正問題を徹底解明し、信頼回復を求める道民の会（外部ページ）が詳しいです。

青森県警

2004/3/18 弘前市民オンブズパーソンは、01,02年度に鯵ケ沢署が支出した捜査費（国費と県費分）の支出先と金額が分かる書類を情報公開請求した。

宮城県警

2004/9/30 宮城県情報公開審査会は、仙台市民オンブズマンが行った「平成11年度宮城県警刑事部，交通部，警備部の報償費支出に関する一切の資料」の情報公開請求に対し、一部公開を命じる答申を出した。(PDF)。審査会委員が「インカメラ審査」（審査員が開示・非開示の適法性を判断するために直接対象文書を確認する手続）によって確認した結果、「情報提供者が実在し、本件行政文書通りに犯罪捜査協力報償費が支出されていることについて心証を形成するに至らなかった。」との指摘あり。
2004/2/12 仙台市民オンブズマンに、94,95年旅費、95年食糧費が開示された
仙台市民オンブズマンは、95年旅費・食糧費に関して住民監査請求を行った。
警察の不正経理追及まとめ文書

警視庁

2004/1/20 東京・市民オンブズマンらが提訴した警視庁国費捜査費ネコババ事件が最高裁で確定した。

静岡県警

2004/3/25　2/12請求のうち、現金出納簿等は一部開示。（月ごと・年ごとの前渡金・支払額のみ公開）
2004/3/5 静岡県オンブズマンネットワークに95年度旅費・食糧費・使用料及び賃借料の支出に係る公文書が開示される直前、静岡県警警務部総務課の1995年度の旅費1,300万円余りの内940万円余りがカラ出張であり、食糧費400万円余りの内約100万円が違法な支出に該当していることを静岡県警が公表した。
2004/2/26　2/12請求のうち、証拠書類は全面非開示。
2004/2/12　静岡県オンブズマンネットワークは1.静岡中央警察署における平成11年度及び14年度の捜査費(報償費)国費、県費の支出が分かる文書　個別執行に係る証拠書類（捜査費支出伺い、支払い清算書、領収書等）　2.静岡県警察における平成11,14年度の捜査費(報償費)国費･県費の合計額(所属別)　を情報公開請求した。

愛知県警

愛知の取り組みにまとめました。

滋賀県警

滋賀県警に対し、6/2づけで請求していた「偽名領収書」ですが、滋賀県警は7/14づけで公文書を「ペンネームで記載された領収書」と特定した上で非公開決定通知を出してきました。特定したのは北海道警弟子屈署分に続き2例目。

島根県警

島根の取り組みにまとめました。

鳥取県警

04/6/18 市民オンブズ鳥取が鳥取県警警部補以下職員の氏名と印影の公開を求めていた裁判で、鳥取地裁は04/6/15に非公開を取り消すよう命じた。判決全文はこちら(PDF)。裁判の経緯は市民オンブズ鳥取のホームページまで。

岡山県警

04/6/8　市民オンブズマンおかやまは、警察不祥事特設ページを開設した。
04/5/30市民オンブズマンおかやまは、（県警）報償費の実態をまとめた。
04/4/16　岡山県警察本部は、4/7付けで市民オンブズマンおかやまが請求した文書に関する決定期間延長通知書を出した。
04/4/7 市民オンブズマンおかやまが、以下の文書を情報公開請求した。「平成15年度に警察本部の捜査1課・2課・鑑識課、矢掛署、御津署署で支出した、捜査費（国費）、捜査報償費（県費）の支出に関する文書（現金出納簿）、および個別執行に係る証拠書類（捜査費支出伺い、支払精算書、領収書等）」
2004/3/28 オンブズマン・アカデミー開催。講師：服部寛一郎(静岡県オンブズマンネットワーク）★静岡県警総務部旅費請求書あり
2004/3/22 市民オンブズマンおかやまは02年度の捜査費（国費・県費）04.2.13の決定に対して審査請求をだした。
2004/2/13 02年度の捜査費（国費・県費）の一部開示決定が出た（領収書は非公開）。
2004/1/15 市民オンブズマンおかやまは、02年度の捜査費（国費・県費）を情報公開請求した。