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警察裏金・不正支出問題

最終更新時間:2022年09月09日 10時48分26秒

全国市民オンブズマン連絡会議が作成する、警察裏金・不正支出問題の特設ページです。

今後のイベント+シンポジウム予定

22/9/24(土)25(日)「原田宏二さんの“仕事”」

第29回 全国市民オンブズ米子大会2022 (オンライン)https://220924-25.peatix.com/

原則オンライン参加です。どなたでも参加出来ます(無料)

  • 22/9/24(土)13時〜 全国大会全体会(米子ビッグシップ+Zoomウェビナー) 
  • 原田宏二さんの“仕事”
  • 22/9/25(日)9時〜 分科会
  • ?警察分科会-原田宏二さんと考える安倍元首相狙撃事件
  • (元北海道警釧路方面本部長で、市民団体「明るい警察を実現する全国ネットワーク」前代表の原田宏二さんが病気のため21/12/11に83歳で亡くなられました)

最近のニュース

19/12/21(土)警察の現実から目をそらすな!!『元警察官僚・原田宏二の仕事』

明るい警察を実現する全国ネットワーク主催 第11回市民集会

警察官に奉職し、巡査から北海道警方面本部長にまで上り詰めて退職し悠々自適の隠居生活を送っていた原田宏二の警察OB人生は、2003年11月、北海道新聞による北海道警捜査費裏金追及報道をきっかけに一転した。裏金追及報道に行き詰まりかけた2004年2月、原田は、意を決して、北海道警の組織的不正経理を認める内部告発を行った。以後、原田は警察組織や活動の問題を指摘する書籍『警察内部告発者』(文庫本では『たたかう警官』)『警察VS警察官』『警察崩壊』『警察捜査の正体』などを次々に出版する一方で、警察相手の国賠訴訟などで原告側からの相談に乗り、警察の実情を説明する意見書を書いたり法廷で証言したりするようになった。そしていくつもの裁判で原告を勝訴に導いた。原田をここまで突き動かしたものは何だったのか。改めて、15年前の内部告発を、当時、北海道新聞の社会部デスクとして道警裏金追及を指揮していた高田昌幸(現・東京都市大学教授)との対談を通して振り返る。メディア関係者、警察関係者、弁護士、一般市民だれもが驚愕する事実が明らかになる。

マグライトは「凶器」か?杉並署・職務質問事件

http://www.ombudsman.jp/policedata/maglite.pdf

 2019年12月7日、杉並署の警察官3人組(警部補、巡査長、巡査)が、仕事の移動の合間に駐車場に停めた乗用車の中で仮眠している男性を起こし、男性が車内に持っていたマグライト(大きい懐中電灯)を一方的に「凶器」と決めつけ、男性から取り上げた。このまま警察署に来るよう言われた男性は、直後に仕事が入っていたことから、「別の日にして欲しい」と頼み、後日、出頭を約束させられて、その場から何とか解放された。しかし、懐中電灯を持っていたことが犯罪とされたことに納得できず、警察ネットに相談した。

 弁護士はA氏の弁護人として以下の点が問題だと杉並署に書面で指摘した。

  1. 警察官職務執行法第2条で規定する職務質問の要件(「異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知つていると認められる者」)を充たしていない
  2. 警察官に車内を物色する権限はない
  3. 警察官はA氏に「駄目なんですよ」と言っただけで、罪名を告げていない
  4. 任意提出書を作成していない
  5. 領置調書を作成していない
  6. 所有権放棄書を作成していない
  7. A氏は所有権に基づいてマグライトの返還を求める
  8. 警察官らはA氏宅を確認するためのA氏の同行を求めているが、その法的根拠は
  9. 警ら勤務の警察官が3人だったのは最も若い警察官の実施訓練だったのではないか

弁護人として繰り返し杉並署に問い合わせたが、全く回答なしだった。そこで警視総監宛てに通知すると、間もなく杉並署のH警部補から電話があり、弁護人が署に赴くと、マグライトの還付(返還)を受けることができた。説明も謝罪もなかった。

  • 2019年12月20日 杉並警察署長宛て申入れ書

 http://www.ombudsman.jp/policedata/maglite-1.pdf

  • 2019年12月26日 杉並警察署長宛て申入れ書

 http://www.ombudsman.jp/policedata/maglite-2.pdf

  • 2020年1月17日 杉並警察署長宛て申入れ書

 http://www.ombudsman.jp/policedata/maglite-3.pdf

  • 2020年1月21日 杉並警察署長宛て申入れ書

 http://www.ombudsman.jp/policedata/maglite-4.pdf

  • 2020年2月4日 警視総監宛て申入れ書

 http://www.ombudsman.jp/policedata/maglite-5.pdf

19/9/29(日)『市民と警察』分科会(岐阜)

第26回市民オンブズ全国大会in岐阜・2019 は、2019/9/28(土)午後1時〜6時 29(日)午前9時〜12時に岐阜市じゅうろくプラザで開催予定です。2日目29(日)午前9時〜11時20分に、5つの分科会を行います。詳細な案内を作成しました。https://www.ombudsman.jp/taikai/2019bunkakai.pdf1日目28日(土)16:15〜16:40 明るい警察を実現する全国ネットワーク報告もあります。

全国大会の申込、当日でもまだ間に合うか、との問い合わせを毎日いただいております。準備の都合で受付名簿や名札作成の作業に入ります。申込がまだの方は、当日申込、当日払いで受けつけます。どんどんご参加ください。https://www.ombudsman.jp/taikai参加費:5,000円(資料代込み) ホテルは各自お取り下さい。

2019年9月29日(日)9:00〜11:20『市民と警察』分科会〜裁判から見えて来る日本の警察の絶望的な現実〜明るい警察を実現する全国ネットワーク

報告:秋田弁護士刺殺事件国賠訴訟   弁護士/近江直人 原告/津谷良子

2011年11月初め、明け方の自宅で、2人の警察官の目の前で弁護士が殺害された。秋田地裁は県警の勝訴。仙台高裁秋田高裁は原告の逆転勝訴。いま、秋田県が最高裁に上告中。マスコミが報じない、驚くべき事件の真相、呆れる裁判の現実。

報告:岐阜県警大垣署警備課事件国賠+抹消請求訴訟   弁護士/山田秀樹 原告/船田伸子

大垣警察署で公安警察が中部電力子会社と密談していたあきれた内容が新聞にスクープされた。県警は「何が悪いんだ!」と開き直り、警察庁は「訴えの対象が明確じゃない」と裁判の土俵に上がろうとしない。どっちも逃げ腰。公安警察活動を真正面から問う訴えに裁判所は大迷走中。

パネルディスカッション解説+分析:原田宏二(元警察官)、進行:清水 勉(警察ネット)パネリスト:近江直人、津谷良子、山田秀樹、船田伸子

19/6/15(土)日本の表現の自由は大丈夫か!?共謀罪・秘密保護法を考える市民のつどい

 19/4/10(水)判決報告集会「警察の使命 市民の安全が最優先」

〜秋田・弁護士殺害事件高裁判決を読み解く〜

2010年11月4日未明,秋田弁護士会の津谷裕貴弁護士が自宅で殺害されてから8年余り。仙台高等裁判所秋田支部は,2019年2月13日,第一審判決を破棄し,現場の警察官の過失を認める逆転勝訴判決を下しました。判決の中に,「警察官としては,被疑者の逮捕よりも国民の生命身体の保護を優先すべき」という一文があります。本報告集会では,警察の使命とは何か,という視点で高裁判決を読み解きます。皆様の,多数のご来場をお待ちしております。

  • 2019年4月10日(水)18:00〜20:00
  • 会場/主婦会館プラザエフ 9階スズラン http://plaza-f.or.jp/index2/access/
  • ■プログラム?活動報告 『弁護団の活動と国賠訴訟判決の解説』 近江直人(秋田弁護士会)
  • ■プログラム?パネルディスカッション
    • ●パネリスト
    • 津谷良子(故津谷裕貴弁護士の妻)
    • 青木理(ジャーナリスト)
    • 近江直人(秋田弁護士会)
  • ●コーディネーター
  • 費用/参加無料
  • 申込/予約不要
  • 定員/150名
  • チラシ https://www.ombudsman.jp/policedata/190410.pdf
  • 主催:故津谷裕貴弁護士の会(代表)弁護士吉岡和弘
  • 共催:明るい警察を実現する全国ネットワーク
  • 連絡先:〒013-0051 秋田県横手市大屋新町字大平593-1 弁護士法人近江法律事務所(事務局長)弁護士近江直人 TEL0182-33-3238 FAX0182-33-2753

 19/1/19(土)対警察裁判のふしぎ 警察の不正に対峙できない裁判官(東京)

警察官の違法な活動が止まらない。被害を受けた人はやっとの思いで裁判を起こし、裁判所に公正な裁きを期待する。実際に裁判を起こし、警察に勝った手応えを実感できることがある。それでも、判決は原告のボロ負け。なぜだ。裁判官が警察官の違法な活動を野放しにし、警察官の質をさらに下げる。

  • 日 時:2019年1月19日(土)午後1時30分〜4時30分
  • 【開場】午後1時15分
  • 場 所:主婦会館プラザエフ3階・コスモス(東京都千代田区六番町15)
    • ※JR四ツ谷駅・麹町口前【交通】JR四ツ谷駅徒歩1分,地下鉄丸の内線・四ツ谷駅徒歩3分 地下鉄南北線・四ツ谷駅徒歩3分
  • 参加費:1000円(資料代)
  • 内 容
  1. ? 報告:私戦予備陰謀被疑事件(警視庁公安部外事三課)
  2. ? 報告:公安警察による個人情報収集事件(岐阜県警=警察庁)
  3. ? 報告:違法職務質問事件(警視庁)
  4. ? パネルディスカッション:対秋田県警国賠訴訟の一審判決といま 目撃者の目撃事実を認定しようとしない裁判官「秋田県警だから仕方ない」(判決)でいいのか?!原田宏二氏(元北海道警警察官)・近江直人氏(原告代理人)津谷良子氏(原告)

 18/9/1-2全国市民オンブズマン新潟大会 分科会「共謀罪と公安警察」

全国市民オンブズマン連絡会議は2018年9月1日(土)13時〜17時、9月2日(日) 9時〜11時40分に新潟ユニゾンプラザ 多目的ホールにて第25回全国市民オンブズマン新潟大会を開催致します。https://www.ombudsman.jp/taikai

9月2日(日) 9時〜11時40分には、以下3つの分科会を開催致します。(1)共謀罪と公安警察    (2)情報公開セミナー    (3)政務活動費と海外視察 https://www.ombudsman.jp/taikai/2018bunkakai.pdf

全国大会・分科会申込は上記ページから可能ですが、当日参加も可です。ぜひご参加下さい。

2018年9月2日(日)9:00〜10:50 (5階特別会議室)共謀罪と公安警察〜市民の自由と社会秩序の在り方を考える〜

明るい警察を実現する全国ネットワーク

2020年のオリンピックの東京開催、いちばん喜んだのはだれだ!

決まった翌日のテレビのニュース「オリンピックを狙った国際テロ対策が必要だ」と、警察のテロ対策訓練風景これで公安予算は大幅に増額

『絶対安全なオリンピック』を実現するためなら何をしてもいい、いくら予算を使ってもいい、というおおらか都民、国民そのおおらかさが取り返しのつかない仇になる一旦増えた公安予算はオリンピックが終わっても減らない一旦強化した監視の仕組みはそのまま定着し、さらなる強化に進む

困ったことに公安警察の活動はもともときわめて不透明弁護士と検察官は蚊帳の外令状裁判官は公安警察の協力者マスコミは沈黙するか公安警察の応援団

フリージャーナリストの取材成果を狙う公安生活に根差した様々な要求や要請活動をする人々を監視する公安前代未聞の私戦予備陰謀罪被疑事件捜査、公安警察活動が露見した岐阜県警大垣署事件の実態を知るところから始める

市民オンブズマン的対抗策を考える

◎講演+助言:原田宏二さん(元警察官)

17/12/16(土)警察を異常なまでにかばう裁判所の異常!無罪判決よりむずかしい、警察相手の国賠訴訟の現実(東京)

警察のあまりにも無謀な捜査、異常な活動。警察を信じている市民は、「まさか!」と驚き、怒り、実態を明らかにしたいと、国家賠償請求訴訟を起こす。裁判官は中立公正。ときには、被害者(原告)に同調するような態度さえとる。「警察はダメでも、さすが裁判官はちがうなあ」。そう信じた先にとんでもない結末(判決)が待っている。しかも、それは例外ではなく、常態!その現実と構造を考える。

  1. 日 時:2017年12月16日(土)午後1時30分〜4時30分【開場】午後1時15分
  • 場 所:スクワール麹町・3階 錦(東京都千代田区麹町6−6)※JR四ツ谷駅・麹町口前【交通】JR四ツ谷駅徒歩30秒,地下鉄丸の内線・四ツ谷駅徒歩3分 地下鉄南北線・四ツ谷駅徒歩1分
  • 参加費:1000円(資料代)
  • 内 容
    • ? 原田宏二氏傘寿祝い記念講演「私がみた警察捜査の正体」原田宏二氏(元北海道警釧路方面本部長)
    • ? 報告:「長崎県警・けん銃摘発無令状捜査」堀 敏明(弁護士)「秋田県警・弁護士刺殺事件」近江直人(弁護士)+津谷良子(原告)
    • ? 討論:警察に勝っても裁判官に勝てない国賠訴訟の“壁” 原田氏、堀弁護士、近江弁護士、津谷氏
  • 主催:明るい警察を実現する全国ネットワーク
  • 問合せ先:03(3353)3399(さくら通り法律事務所)https://www.ombudsman.jp/policedata/171216.pdf

 16/12/31以前の過去のニュースもあります

 警察問題についてのメールフォーム(匿名投稿様式)をつくりました(05/7/5)。

https://search.ombudsman.jp/police/mail.html

明るい警察を実現する全国ネットワーク活動中

2004年10月23日に、元警察官と弁護士で結成しました。詳しくはこちら。 ホームページ開設しました。http://www.ombudsman.jp/akarui/ カンパ・賛助会員募集中です。また、各地でシンポジウムを行います。参加はどなたでも可能です。

 ニュースのバックナンバー インターネット上で公開中

明るい警察を実現する全国ネットワークの活動を広く知って頂くため、ニュースのバックナンバーをインターネット上で公開します。(10号まで全ページ掲載)

はじめに

 このページって何のページ?

新聞報道等でご存知のように、北海道警や高知県警や愛媛県警、福岡県警などで、捜査報賞費が不正に流用されていたという疑惑が浮上してきました。北海道警や静岡県警ではカラ出張を行っていた疑いもあります。この問題は全国的にまん延している可能性があるので、全国市民オンブズマン連絡会議に加盟している各団体がそれぞれの県警に対して追及し始めました。このページは、その現在の状況をまとめたものです。よくある質問は警察よくある質問にまとめました。

 あなたにできること

各県警返還額一覧

元警察官の告白や、マスコミの報道、さらに各地の市民オンブズマンの追及によって、各都道府県警で不正支出分を認め、返還される例が出てきました。分かる範囲で集計していきたいと思います。詳しくはこちら各県警返還額一覧へ。

 各県警返還額(すでに返還した額)1,222,234,259円(2007/12/21現在)

北海道警・岩手県警・静岡県警・愛媛県警・高知県警・福岡県警・宮崎県警で合計1,222,234,259円(2007/12/21現在)返還しました。

    • 2007.12.21 宮崎県警 「預け」852,517円を返還
    • 2006.12.22 高知県警 県費+国費捜査費 9,772,342円を返還
    • 2006.11.9 高知県警 県費 4,477,392円返還
    • 2005.12.28 愛媛県警 国費・県費161万414円を返還
    • 2005.11.22 北海道警 国費 599万8665円追加返還
    • 2005.7.28 愛媛県警 県費 94,127円返還
    • 2005.6.10 北海道警裏金 4968万8392円追加返還
    • 2005.3.31 福岡県警 県費22,587,463円を返還
    • 2005.3.14 愛媛県警 不正支出 県費分 17万8015円返還
    • 2005.2.28 福岡県警 不正支出 国費分 1億9353万1723円返還
    • 2005.2.18 北海道警 不正支出 国費分 6億5081万6059円返還
    • 2004.12.28 北海道警 不正支出 道費分 2億5608万9857円返還
    • 2004.11.8 岩手県警 344,494円 県に返還
    • 2004.10.6 静岡県警 13,110,000円返還
    • 2004.7.30 福岡県警 3,909,236円返還
    • 2004.6.30 静岡県警 10,267,010円返還

 各県警返還予定額(今後返還する額)岩手県警1898万円+熊本県警46,536円+千葉県警2486万円 +神奈川県警国費分1億5753万円+福井県警270万円+石川県警300万円+山形県警336万円(2010/10/1現在)

  • 山形県警報道資料 10/9/28

http://www.pref.yamagata.jp/ou/keisatsu/800002/tyousakekka.html

  • 石川県警報道資料 10/7/2

http://honbu.police.pref.ishikawa.lg.jp/keimu_bu/kaikei/keiri.pdf

  • 福井県警報道資料 10/2/10

http://www.pref.fukui.jp/kenkei/kemubu/kaikei/keirityosa.pdf

  • 岩手県警報道資料 10/2/8

http://www.pref.iwate.jp/~hp0802/oshirase/kaikei/hutekisetsukeiricyousahoukoku/22.2.8.pdf

その他の資料

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