全国大会

“欄一体=一括不開示”に待った。あなたの事件でも部分開示は広がるか ——2025年6月3日最高裁判決の実務効果は

“欄まるごと黒塗り”に司法が歯止め。
2025年6月3日最高裁第三小法廷は当初の不開示決定時点を基準に、合理的に区切った単位ごとの部分開示を審理すべきだとして高裁に差し戻しました。管理簿の「備考」欄は小項目に切り分け得ると明示し、欄一体視に依拠した一括不開示を抑制しました。

■何が変わるのか
1)欄単位の一体視に偏らず、合理的区切りで部分開示を審理。→恣意的な黒塗り拡大を防止
2)基準時は当初決定時 →後出しの形式変更で逃れられない
3)行政は不開示箇所と理由を細かく特定(ヴォーン・インデックス相当)。不十分なら裁判所が釈明で迫る——実質的に明細化を要求。

■9月30日〆:実務アンケにご協力ください(所要5–7分)
警察庁の管理簿では「取扱権限」「電気通信上の注意」「保存すべき場所」など、備考の小項目が典型。今後は項目ごとに“開示可能部分”が広がる見通しです。

各地の情報公開訴訟にどんな影響を与えているか。
2025年9月30日まで、係属事件で「備考欄の細分化」「基準時の扱い」「不開示理由の特定」がどう運用されたか情報公開訴訟担当者にアンケートを行っております。ぜひご協力をお願いいたします。
https://www.ombudsman.jp/taikai/250923.pdf
2025年10月26日(日)全国市民オンブズ大大阪大会 情報公開分科会で、情報公開訴訟に詳しい森田明弁護士を招いて上記判決の影響を共有します。

■各種資料
・判決原文:令和7年6月3日 最高裁判所第三小法廷判決
 警察庁保有個人情報管理簿一部不開示決定取消等請求事件
 表形式の行政文書の「備考」欄に記録された情報につき、一体的に不開示情報該当性についての判断をした原審の判断に違法があるとされた事例
 https://www.courts.go.jp/hanrei/94152/detail2/index.html

・実務解説 2025年7月16日発行 かながわ市民オンブズマン広報誌第183号 森田明弁護士
 速報!「警察庁個人情報管理簿情報公開請求訴訟」2025年6月3日最高裁判決~情報公開訴訟の審理に変革を迫る
 http://kana-ombuds.world.coocan.jp/kouhou/2025/kouhou183.html#4

・実務解説 2025年5月17日 NPO法人 情報公開クリアリングハウス 
 警察庁秘密個人情報ファイル簿情報公開訴訟 最高裁口頭弁論
 https://clearing-house.org/?p=7803

・背景・人 2025年9月17日発行 かながわ市民オンブズマン広報誌第184号 保坂 令子
 宇賀克也さんの最高裁判事退官に寄せて~オンブズの軌跡に重ねて思うこと
 http://kana-ombuds.world.coocan.jp/kouhou/2025/kouhou184.html#3
 
・関連判例 平成13年3月27日 最高裁判所第三小法廷
 大阪府知事交際費情報公開判決
 https://www.courts.go.jp/hanrei/52600/detail2/index.html

■情報公開分科会に参加を
 大阪の現地参加は2000円、Zoom参加は無料です。ぜひご参加ください。
 2025年10月26日(日)
  9:10~11:20 情報公開分科会
 要事前申込➡ https://ombuds2025.peatix.com/

【開催情報】
 会場:ドーンセンター(大阪市中央区大手前1-3-49)
 アクセス:https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php

【大会本体(別枠)】
・2025年10月25日(土)13:00–18:00+懇親会/26日(日)9:10–12:00+オプション
・現地参加:2,000円|オンライン参加:無料(いずれも要申込)
・資料:無料DL可(紙冊子3,000円)

【カンパのお願い】
講師旅費・会場費・録画編集費にご支援を。Peatixからクレカでのカンパ可。
・銀行振込:あいち銀行 大津橋支店 普通 1121502 全国市民オンブズマン大会基金(事務局長 新海聡)
・郵便振替:00880-0-92327 全国市民オンブズマン連絡会議
・ゆうちょ銀行:〇八九店 当座 92327 全国市民オンブズマン連絡会議

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第32回全国市民オンブズ 大大阪大会
 https://www.ombudsman.jp/taikai

笑いで“伝わる発信術”を磨く夜。——せやろがいおじさん登場、現地限定の懇親会(大阪)

現地限定/先着60名|笑いで“伝わる発信術”を磨く夜。
2025年10月25日(土)18:30~ 全国オンブズ大大阪大会・懇親会 に せやろがいおじさん 登場。
社会風刺×ユーモアで、明日から使えるSNS時代の発信術を学ぶ合計2時間。
懇親会のみ参加OK。配信なし=現地限定。

申込(Peatix): https://ombuds2025.peatix.com/
締切:10月8日(水)23:59/先着順・定員60名
料金:5,000円(食事・飲み物付)/領収書可

【企画の見どころ】
・笑いで刺さる発信術:炎上を避けつつ共感を広げるコツ
・全国実務者と交流:成功・失敗のケース交換
・現地限定の体験:ライブネタ/Tシャツ販売

【ゲスト紹介】
せやろがいおじさんは奈良県出身・沖縄在住のスタンダップコメディアン。
YouTube登録者数31万人超。
赤Tシャツ・赤ふんどしで社会問題を斬る動画で話題。
https://www.youtube.com/channel/UCe6tWL2GoemBsKFLyn5ZpgA

【10/25(土)当日スケジュール】
 17:00頃〜(約15分) 大会本体内でゲストのショートアピール(配信あり)。
 18:30–20:30 懇親会(配信なし/現地限定)。

【開催情報】
 会場:ドーンセンター(大阪市中央区大手前1-3-49)
 アクセス:https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php

【大会本体(別枠)】
・10/25(土)13:00–18:00+懇親会/26(日)9:10–12:00+オプション
・現地参加:2,000円|オンライン参加:無料(いずれも要申込)
・資料:無料DL可(紙冊子3,000円)

【カンパのお願い】
ゲスト招聘・運営費にご支援を。Peatixからクレカでのカンパ可。
・銀行振込:あいち銀行 大津橋支店 普通 1121502 全国市民オンブズマン大会基金(事務局長 新海聡)
・郵便振替:00880-0-92327 全国市民オンブズマン連絡会議
・ゆうちょ銀行:〇八九店 当座 92327 全国市民オンブズマン連絡会議

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第32回全国市民オンブズ 大大阪大会
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PDFの山から“見える化”へ——「政治とカネ」を“秒で”点検する2つのDBを実演

保存は3年。PDFは何十ページ。目視依存から卒業し、横断検索で“当たり”を素早く抽出する実務手順を学びます。
2025年10月26日(日)9時10分ー11時20分、第32回全国市民オンブズ 大大阪大会「政治とカネ」分科会。
現地2000円、オンライン無料・要申込/アーカイブあり(〜11月23日)
→申込: https://ombuds2025.peatix.com/

【この場で得られること】
・キーワード横断検索で支出・業者・時期を素早く抽出する手順
・選挙別・政治家別の比較で“パターン”を見つける視点
・検証ワークフロー(記者・議員・市民で再現共有できるやり方)
・活用への橋渡し(記事化・議会質問・情報公開請求・告発)

2つのDB × 継続チェック(市民=抽出/研究者=検証設計/報道=可視化) = 不正の抑止+早期発見。
「終止符」ではなく、透明性の常態化をつくる——そのための基盤整備です。

【データベースの必要性】
政治家が提出する選挙運動費用収支報告書と政治資金収支報告書は、原則紙(近年は一部PDF)。
全国58,000超の政治資金収支報告書はPDF公開が進んだ一方、選挙運動費用収支報告書は情報公開請求が必要。保存は3年に限られ、従来は“目で追う”しかなく、網羅的チェックに限界がありました。

【選挙運動費用データベース(安野修右・日本大学准教授)】
対象:2021/2024衆院、2022参院、2021都議の報告書を横断検索。オンライン実演あり。
ポイント:選挙別にコスト構造や外注・広告の傾向を掴めます。
https://slownews.com/n/nc8a35cb65d4e
(安野准教授はオンライン参加)

【政治資金収支報告書データベース(西田尚史・政策推進機構)】
国会議員約700名の直近1年を公開。全国3,347名×直近3年への拡充を計画。
ポイント:拡張前提の恒常監視インフラ。将来的に政務活動費との接合も視野。
https://political-finance-database.com/
https://camp-fire.jp/projects/854626/view
(西田氏は録画参加)

【参加方法】
現地2,000円|オンライン無料(どちらも要事前申込)
いちばんカンタン → Peatixで今すぐ申込:https://ombuds2025.peatix.com/
(フォーム・FAXも可 https://pro.form-mailer.jp/fms/2d8c424d337908
  https://www.ombudsman.jp/taikai/250910.pdf
 ※現地参加は定員に達し次第締切。アーカイブ視聴(11月23日まで)で当日参加できない方も安心。
 ※オンライン参加方法は10月24日に参加URL送付。

【イベント情報】
 日時:2025年10月26日(日)9時10分ー11時20分
 会場:ドーンセンター(大阪市中央区大手前1-3-49)
  https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php
 料金:現地2,000円|オンライン無料(要事前申込)
 資料:無料DL可(紙冊子3,000円)

【カンパのお願い】
ゲスト招聘・運営費にご支援を。(Peatixからクレカでのカンパ可)
・銀行振込:あいち銀行 大津橋支店 普通 1121502 全国市民オンブズマン大会基金(事務局長 新海聡)
・郵便振替:00880-0-92327 全国市民オンブズマン連絡会議
・ゆうちょ銀行:〇八九店 当座 92327 全国市民オンブズマン連絡会議

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第32回全国市民オンブズ 大大阪大会
 https://www.ombudsman.jp/taikai

名古屋市民オンブズマン・全国市民オンブズマン連絡会議・情報公開市民センター 
政治資金収支報告書 特設ページ
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/seijishikin/index.htm

25/10/26(日)午後 全国オンブズ大阪大会「お笑い大阪万博」に西谷文和氏と坂本篤紀社長

なんでこうなってしもうたんや?――“地元目線×笑い”で大阪万博の今を解凍。
25/10/26(日)13:30、第32回全国市民オンブズ 大大阪大会オプション企画「お笑い大阪万博」に西谷文和氏(現場取材の記者)×坂本篤紀氏(大阪の交通現場)が登場。
笑いでほぐし、ファクトで刺す150分です。
笑って掘る→事実で学ぶ→明日から使える“市民の監視ポイント”を持ち帰るイベントです。

【参加方法】
参加無料|現地:申込不要/オンライン:無料・要申込
いちばんカンタン → Peatixで今すぐ申込:https://ombuds2025.peatix.com/
(代替:フォーム https://pro.form-mailer.jp/fms/2d8c424d337908
/ FAXはチラシ https://www.ombudsman.jp/taikai/250910.pdf

【イベント情報】
 日時:2025/10/26(日)13:30–16:00(オプション企画)
 会場:ドーンセンター(大阪市中央区大手前1-3-49)
  https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php
 スペシャルゲスト:西谷文和さん(フリージャーナリスト)
          坂本篤紀さん(日本城タクシー社長)
 料金:オプション企画は無料(現地:申込不要/オンライン:無料・要事前申込)
 大会全体:10/25(土)13:00–18:00+懇親会|26(日)9:10–12:00+オプション企画
 資料:無料DL可(紙冊子3,000円)

【カンパのお願い】
ゲスト招聘・運営費にご支援を。Peatixからクレカでのカンパ可。
・銀行振込:あいち銀行 大津橋支店 普通 1121502 全国市民オンブズマン大会基金(事務局長 新海聡)
・郵便振替:00880-0-92327 全国市民オンブズマン連絡会議
・ゆうちょ銀行:〇八九店 当座 92327 全国市民オンブズマン連絡会議

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第32回全国市民オンブズ 大大阪大会
 https://www.ombudsman.jp/taikai

市民オンブズマンの灯を消さないために カンパの呼びかけ

2025年12月末、常勤事務局は1名→0名に。全国調査・全国大会の“中枢”が止まりかねません。それでも“灯は消さない”。
まずは2025年9月末までに30万円。その後もカンパを募集し続けます。どうか、力を貸してください。

【各種寄付の方法】
▶ クレジットカード(Peatix)(全国大会企画・運営費に充当)
▶ 郵便振替:00880-0-92327 全国市民オンブズマン連絡会議
 ゆうちょ銀行:〇八九店 当座 92327 全国市民オンブズマン連絡会議
▶ 銀行振込:あいち銀行 大津橋支店 普通 1121502
 全国市民オンブズマン大会基金(事務局長 新海聡)
▶ 継続寄付(おすすめ):情報公開市民センター 月1,000円/月10,000円(マンスリーサポーター)
 ※いずれも寄付の税控除はありません。
 
目安:3,000円=情報公開請求・開示2件分/10,000円=全国調査集計1日分
→ 1分で完了/領収書発行/会計報告でご報告
年次会計報告で用途を公開/寄付者名は掲載・匿名を選択可(税控除なし)

【市民オンブズマンとは】
全国市民オンブズマン連絡会議は、独立して活動するため、行政や企業・団体からの助成金・補助金・委託料を受け取らないという方針で、これまで32年間活動してきました。
1995年の官官接待・カラ出張追及からはじまり、談合問題、塩漬け土地、警察の裏金問題、政務活動費、包括外部監査の通信簿、口利き記録制度、政治資金収支報告書問題など多数を全国的に調査して追及してきました。毎年発表していた全国情報公開度ランキングにより、自治体の情報公開度は劇的に改善しました。
上記全国調査の集計作業や全国大会企画、ホームページ等の広報などの業務を行うため、25年間事務局員を雇ってきました。

【独立性を守るには市民の小口支援が命綱。体制縮小の今こそ、継続のためのカンパを】
しかしながら、各市民オンブズ会員の高齢化により会員自体が減少するだけでなく、加盟団体数も2011年ピーク時の87団体から2025年には60団体に減少しています。全国大会の参加者数も激減しています。
・加盟団体数の推移:2011年87 → 2025年60(-31%)
・全国大会参加者数の推移:ピーク2003年700名 → 2024年180名(現地0、オンライン180)(-74%)
さらに2002年に改悪された地方自治法により、談合企業を市民が直接住民が訴えることができなくなりました。自治体は住民訴訟途中で談合業者を訴えるため、損害が自治体に返還されても市民オンブズ側弁護士には1円も入らなくなりました。
参考:大型談合追及 返還額と弁護士報酬(和解・判決含む 2025年8月29日現在)
・ごみ焼却炉談合(旧法)直販 12自治体 返還額約250億円 市民側弁護士報酬 約7億8600万円
・消防デジタル無線談合(新法)間販 45自治体 返還額約11.7億円 市民側弁護士報酬 150万円
・活性炭談合 (新法)間販 14自治体 返還額約20.4億円 市民側弁護士報酬0円 (1審勝訴(未確定)を含む)

【市民オンブズマンの灯を消さないために】
体制はやむを得ず縮小しますが、再構築をめざし活動を継続します(ボランティア×ICT活用等 公開作業の自動化/分担ボランティア募集)。しかし事務所費・通信費・交通費・情報公開請求費などどうしても費用がかかります。更なる皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
過去30年以上に及ぶ市民オンブズ活動の成果で、役所の情報は見違えるほど公開されるようになりました。しかしながら、隠す方法もより巧妙・複雑になっています。
全国大会カンパは2025年8月29日現在、6名86,000円が集まりました。
いま必要です。ここで止めないために。あなたの一手で、独立した監視の目をつなげます。

【あなたに出来ること】
相次ぐ談合問題や情報隠し、政治家の政務活動費や政治資金収支報告書の不正などは「誰か」がチェックする必要があります。
ぜひ会員となって支えていただくとともに、カンパでもご支援ください。
1)カンパで支える
 ▶ 寄付方法は本文冒頭“各種寄付の方法”へ
2)全国大会に参加する・会員になる(全国の加盟団体一覧リンク)
3)この記事をシェア
 
各種報道機関も全国市民オンブズマン連絡会議の今後に注目しています。ぜひ一緒に行政を監視しましょう。
・2025年8月29日 05時05分 (8月29日 05時05分更新) 中日新聞
 オンブズマン 「外からの目」守りたい
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・全国市民オンブズマン連絡会議
・NPO法人 情報公開市民センター
【申込開始】第32回全国市民オンブズ 大大阪大会

【申込開始】第32回全国市民オンブズ 大大阪大会 
2025年10月25日(土)・26日(日)@ドーンセンター(大阪)

大阪の“夢”は誰のものか――。
万博・IR・税金の使い道を、市民の目で問い直す2日間。
全国各地から100名規模の市民オンブズが大阪に集結します。
第一線で活動する人々と直接交流し、最新の事例・ノウハウを学べる貴重な機会です。
どなたでもご参加いただけます。ぜひ大阪でお会いしましょう!

【開催概要】
・日時:2025年10月25日(土)13:00~18:00+懇親会/26日(日)9:10~12:00+オプション企画
・会場:ドーンセンター(大阪市中央区大手前1-3-49)
  https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php
・キャッチコピー:「ゆめしまは ゆめのあとさき カネの海」
・参加対象:市民オンブズ、行政監視に関心のある方、メディア関係者など
・参加費:2000円 資料代:3000円(ネットで無料ダウンロードあり)
 懇親会費:5000円【10/8(水)締切】定員あり

【プログラム(抜粋)】
1日目(全体会)
・万博・IR 現地からの報告
・政務活動費/包括外部監査通信簿
・AIで挑む談合追及(中林純・京都大教授)
・各地報告(消防デジタル無線談合・活性炭談合・県警再就職調査)
・懇親会ゲスト:せやろがいおじさん

2日目(分科会+全体会)
・大阪問題/政務活動費+政治資金/情報公開(森田明弁護士)
・午後:オプション企画「お笑い大阪万博」坂本篤紀氏(日本城タクシー社長)ら

【申込方法】
・Peatix(先払い):https://ombuds2025.peatix.com/
・フォームメーラー(当日払い):https://pro.form-mailer.jp/fms/2d8c424d337908
・FAX(当日払い):案内チラシPDF https://www.ombudsman.jp/taikai/250812.pdf 参照

【カンパのお願い】
全国大会開催のため、ゲスト招へい費等のカンパを募集しています。
・銀行振込:あいち銀行 大津橋支店 普通 1121502 全国市民オンブズマン大会基金(事務局長 新海聡)
・郵便振替:00880-0-92327 全国市民オンブズマン連絡会議
・ゆうちょ銀行:〇八九店 当座 92327 全国市民オンブズマン連絡会議

📢 全国の最新事例が大阪に集結!
万博・IRの現場から、税金の使い道、行政監視の最前線まで――
ここでしか聞けない情報と、第一線で活動する人々との直接交流。
席数限定、今すぐお申し込みを!
 
全国の事例を一度に知り、第一線で活動する市民オンブズと直接交流できる貴重な機会です。
ぜひご参加ください。

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第32回全国市民オンブズ 大大阪大会
 https://www.ombudsman.jp/taikai

2025年全国オンブズ 大大阪大会「ゆめしまは ゆめのあとさき カネの海」

大阪の“夢”は誰のものか――。
万博、IR、税金の使い道を市民の目で問い直す2日間。
第32回全国市民オンブズ大会が大阪で開催されます。


2025年10月25日(土)26日(日)、ドーンセンターで開催。

キャッチコピーは「ゆめしまは ゆめのあとさき カネの海」。
万博やカジノIRに投じられる莫大な公費。その実態と影響を、市民の視点で徹底検証します。
万博開催地・夢洲は、夢の舞台か、それとも税金の海か――その行方を探ります。

大阪万博・IR・政務活動費・談合・包括外部監査など盛りだくさんです。
全国各地のオンブズが100名規模で大阪に結集します。

現在チラシ作成中です。確定次第アップします。
全国の事例を一度に知り、第一線で活動する市民オンブズと直接交流できる貴重な機会です。
ぜひご参加ください。

◆1日目(10/25 (土)) 【全体会】 13:00~18:00
  万博とIR 現地からの報告、政務活動費、AIを用いた談合追及、包括外部監査通信簿、
  各地報告、消防デジタル無線・活性炭談合調査、各県警再就職調査など
 18:30~【懇親会】(同会場内)  
  ゲスト:せやろがいおじさん(懇親会に登場)
◆2日目(10/26 (日))9:10〜12:00 【分科会+全体会】
  ・大阪問題分科会
  ・政務活動費+政治資金分科会
  ・情報公開分科会
 13:30~【オプション企画】 お笑い大阪万博 
  スぺシャルゲスト:坂本篤紀氏(日本城タクシー社長)
  

◆全国大会開催のためのカンパ大募集◆
全国大会でゲストをお招きいたしますのでカンパを大募集します。
 ◎銀行口座:あいち銀行 大津橋支店 普通預金1121502 
  全国市民オンブズマン大会基金 事務局長 新海聡
 ◎郵便振替口座:00880-0-92327 全国市民オンブズマン連絡会議 
 ◎ゆうちょ銀行:〇八九店 当座 92327 全国市民オンブズマン連絡会議

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第32回全国市民オンブズ 大大阪大会
 

各議会に2024年度政務活動費執行率アンケート送付しました
「“議員のお小遣い”になっていませんか?」
あなたの街の地方議員に支給される“政務活動費”。
その使い方、あなたはチェックしていますか?

各地方議員に報酬とは別に支給される、「政務活動費」について各地の市民オンブズマンは長年チェックし続けてきました。
政務活動費の使い方は、議員によって千差万別です。税金が議員の活動にどう使われているか――その“使い道”を知ることが、有権者としての第一歩です。
全国市民オンブズマン連絡会議は今年も以下調査中です。
1)公開度
2)使途基準マニュアル
3)執行率

【1】領収書公開度:ネット公開はようやく7割
公開度 については、2001年度に旧名称「政務調査費」発足当初、領収書条件付き公開(△万円以上)が2府県しかなく、他都道府県議会はすべて領収書すら市民に公開されませんでした。
全国市民オンブズマン連絡会議は長年情報公開度ランキングを行うなど領収書の公開を求め続けたところ、2015年度にすべての都道府県議会で1円以上すべての領収書が公開されるようになりました。
ただし、当初は原則“紙”での公開にとどまりました。
ネット上で領収書を公開するよう求め続けたところ、2024年調査では27都府県・13政令市・49中核市(約69%)の議会で領収書がネット公開されるようになりました。
引き続き、全議会で政務活動費の領収書その他書類をネット公開するよう求め続けています。

【2】使途基準マニュアル:平均点はわずか20点
「何に使っていいか」の基準が、いまも不透明。多くの議会が身内優遇やお手盛りのルールを許しています。
使途基準マニュアル ですが、議員が「お手盛り」で「調査研究」以外にも使えるようにしている場合や、身内への支出を認めていることが多発しています。
全国市民オンブズマン連絡会議は、2024年にはじめて「使途基準マニュアルランキング」を発表しました。
ほぼすべての議会が何らかの使途基準マニュアルを作成していましたが、残念ながら、都道府県議会の平均は100点満点中20点にすぎませんでした。
引き続き使途基準を調査していきます。

【3】執行率:市民の目が効けば下がる
「政務活動費」は2013年に使途が拡大されて以降、「調査研究以外」にも使えるようになり、支出の幅が広がりました。
その結果、疑わしい支出が増えたのでは?という声も。
わたしたちは毎年、**使い切った割合(執行率)**を調査することで、支出傾向の変化や市民の監視効果を見ています。
経年変化を見ると、なぜか「領収書等のネット公開度があがる」または「不祥事が発生する」と執行率が減少する傾向がみられています。
市民が関心を持つと、議員は疑惑や誤解を招く支出を抑制し、執行率の低下をもたらしていると考えます。
近年は、新型コロナの影響で海外視察や国内視察自粛をしていたのをとりやめ、執行率が上昇傾向にあるのではないかと考えています。
全国市民オンブズマン連絡会議は、2025年7月7日に、47都道府県・20政令市・62中核市に対し、政務活動費執行率アンケートをメールで送付しました。

アンケートの集計結果については,2025年10月25日(土)26日(日)に大阪市で開催する全国大会で、政務活動費開示度と共に報告を行う予定となっております。
この調査結果は、マスメディアや各議会の改革にもつながっています。

👀 あなたにできる3つのこと
①地元議会の使途をチェック!
 → 領収書・マニュアルのリンクはこちら:
②投票前に議員活動を確認!
 → 「何に税金を使ってきたか」がその議員の実力です。
③活動を応援するカンパを
 → 市民の目を守る調査を続けるために、ぜひご支援ください

💡 この活動は、あなたの支援で成り立っています。
自治体から一切の補助を受けず、市民の目で調査を続けています。
持続的な運営のため、ぜひご支援をお願いいたします。
なお、このままですと、2026年1月以降、現在の事務局職員体制を維持することは困難となります。伏してご協力をお願いいたします。
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全国市民オンブズマン連絡会議 政務活動費ページ
全国市民オンブズマン連絡会議 全国大会
市民のチェックで税金のムダを暴け! 2024年度「落札率調査」スタート
私たちが払った税金、実は“談合の温床”になっているかもしれません
●全国133自治体・総工事額年間約3兆円規模の公共事業が対象
全国市民オンブズマン連絡会議は2002年度から23年間にわたって都道府県・政令市・中核市・県庁所在地市の公共事業の『落札率』を調査してきました。
●なぜ“落札率”が談合のサインになるのか?
入札業者がなるべく高い値段で落札できるよう、他業者と相談して値段を釣り上げる『談合』は、違法ですし税金の無駄遣いです。
通常、『談合』現場はこっそりどこかで行われるため、市民が談合の具体的証拠を入手することは困難です。
全国市民オンブズマン連絡会議は、各自治体の談合の傾向を調査するため、「落札率」を毎年分析しています。
『落札率』とは、自治体が定める上限である「予定価格」で割ったものです。
「落札率が高ければ談合の疑いがある」と、自治体ごとの平均落札率を毎年発表しています。
また、落札率90%の占める割合を「談合疑惑度」として発表しています。
自治体の入札制度もあわせて調査しており、自治体が「談合を許さない」と具体的な制度であらわしているかもチェックしています。
●調査対象と結果発表予定
都道府県・政令市は予定価格1億円以上、中核市・県庁所在地市は予定価格5000万円以上の工事を調査しています。
2025年10月25日(土)26日(日)に大阪市で開催予定の、第32回全国市民オンブズマン大阪大会で発表する予定です。
●落札率95%以上は談合疑惑度が極めて高い?
2005年度調査までは、談合疑惑度は落札率95%以上の割合で算出していましたが、2006年に談合が摘発された福島県・名古屋市で、本命業者のみ95%以下で入札する「95%ルール」を談合業界で作っていたことが判明。
06年度調査からは落札率90%以上の割合で算出するようにしました。
●全国的に落札率はどう変化してきたか?
2002年度から2021年度までの、都道府県・政令市・中核市県庁市の平均落札率推移をグラフ化してみました。
全国調査を始めた2002年度当初は平均落札率は高止まりしていましたが、様々な談合が摘発され、2005年12月にスーパーゼネコン4社による談合決別宣言がなされた前後に落札率が低下しました。
その後落札率は下げ止まり、2011年の東日本大震災以降、上昇に転じました。
2020年東京オリンピック、2022年ロシアによるウクライナ侵攻などで人件費や資材が高騰し、落札率も高止まりしています。
一方、一部自治体では「最低制限価格」ぴったりで入札する業者ばかりというところもあります。
・2002年度〜2005年度: いずれも高い落札率で推移(都道府県・政令市は95%前後、中核市も90%超)。
・2006年度以降: 談合摘発などの影響で一時的に落札率が大きく下がり、特に政令市は76.9%まで低下。
・2011年以降: 東日本大震災後を境に上昇傾向が強まり、再び90%台に戻る。
・2020年代: 都道府県・政令市・中核市すべてで93%前後の高止まり状態。
また、「落札率と工事成績の関係」をまとめている自治体も対象133自治体のうちわずか数自治体のみであり、自治体の談合追及の本気度が疑われます。
●AIも活用? これからの談合調査
過去20年以上にわたって「落札率」「談合疑惑度」を調査してきましたが、近年、AIを用いて談合を調査する手法が研究者の中で開発されてきました。
今後注目していきたいと思います。
●「入力ボランティア」募集
各自治体には予定価格と落札価格の一覧表の情報提供を依頼していますが、一部自治体は1件1件上記が記載された「紙」の入札結果調書を情報公開請求することが求められます。
1自治体数百件、地道に入力するボランティアを大募集しています。
office@ombudsman.jp にお問い合わせください。
●市民オンブズ活動に支援を
自治体からも企業からも支援ゼロ。市民の声とカンパがなければ、この調査は途絶えてしまいます。
上記情報公開請求にも費用が掛かります。
だからこそ、あなたの一歩がこの運動を前に進めます。皆様方のカンパが頼りです。
以下リンクからカンパのご協力をお願いいたします。
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全国市民オンブズマン大阪大会
全国市民オンブズマン連絡会議 落札率・談合疑惑度調査
2025年の全国大会は10/25(土)26(日)大阪ドーンセンターで

第32回全国市民オンブズマン大阪大会は、25/10/25(土)午後~26(日)午前に大阪ドーンセンターでハイブリッド開催を行うことを決めました。
https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php
スケジュール帳にいれておいてください。


10/25(土)午後は全体会、26(日)午前は分科会を予定しています。詳細は決まり次第ご連絡致します。

テーマ案としては以下案が出ました。今後詳細を詰めます。
 ①大阪万博・IRの検証(随意契約の多さ、博覧会事業の透明性)
 ②談合の手法の進化と、AIによる分析
 ③情報公開と個人情報保護のバランス(情報公開条例の後退や裁判例の分析)
 ④政治とカネ(政務活動費・旧文通費・資産公開)
 ⑤SNS誹謗中傷と市民運動への影響
その他、落札率調査、消防デジタル無線談合(富士通ゼネラル)調査、活性炭談合調査、政務活動費公開度・執行率調査、都道府県警再就職状況調査も行います。
なお、今年も「包括外部監査の通信簿」クラウドファンディングを25/5/23(金)-6/23(月)に行うことを決めました。
(ready for10万円、ゆうちょ等50万円)
ぜひとも支援ならびに情報拡散のご協力をお願いいたします。
全国市民オンブズマン連絡会議ならびにNPO法人 情報公開市民センターの財政状況は依然として厳しく、このままですと、来年以降も現在の事務局職員体制を維持することは困難となります。
皆さまからのご支援が唯一の支えでありますので、何卒、ご支援を心よりお願い申し上げます。
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・第32回全国市民オンブズマン大阪大会
 
・全国市民オンブズマン連絡会議 包括外部監査の通信簿
 
・NPO法人 情報公開市民センター

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・第32回全国市民オンブズマン大阪大会
 https://www.ombudsman.jp/taikai_category/no32