過去の大会で発表した資料の一部をネット上で公開します。
(大会資料は別途販売しています。)
18/9/1-2に開催する第25回全国市民オンブズマン新潟大会で、三重の村田正人弁護士は「路面清掃業務委託の入札の改善を!」の発表を行いました。
・路面清掃業務委託の入札の改善を! 弁護士 村田正人(三重)
https://www.ombudsman.jp/dangou/mieseisou.pdf
全国市民オンブズマン連絡会議では、過去の談合訴訟や、公正取引委員会の審判、さらに全国落札率調査をふまえ、
落札率95%以上を「談合の疑いがきわめて強い」、落札率90%以上を「談合の疑いがある」としています。
全国調査の結果を見ると、真の競争入札(一般競争入札)が行われると落札率が80%台以下になると考えています。
地方自治法234条では、誰でも入札できる「一般競争入札」が原則となっていますが、実際は自治体が入札業者を
指名する「指名競争入札」が大部分を占めてきました。指名競争入札では、どの業者が入札に参加するのかが
お互い分かるので、入札業者や入札価格を「談合」で決め、結果的に価格の高い工事になってしまっていました。
談合を防止する為に、「一般競争入札」をほとんどの工事で導入することを市民オンブズマンは求めています。
「誰でも参加でき」「誰が参加しているか分からな・「」入札制度では、談合をすることは事実上困難になります。