報復人事　第１回弁論

北海道の原田です。

「明るい警察を実現するネットワーク」では、去る05/4/12に松山地裁で行われた「愛媛県警地域課巡査部長　仙波敏郎さんの国家賠償請求訴訟」を傍聴したほか、シンポにも参加し仙波巡査部長の支援活動を行った。（詳細は、愛媛新聞ＨＰ参照）

 １　口頭弁論の傍聴

愛媛県警の裏金疑惑を告発したため、報復人事で異動させられ精神的苦痛を受けたとして、慰謝料１００万円を求めた訴訟の第一回口頭弁論が行われ、「警察ネット」の原田、高知県警ＯＢの片岡壮起が傍聴した。午後3時開廷、最初に今川弁護士が訴状を朗読、原告代理人で支援弁護団長薦田弁護士と仙波巡査部長が意見陳述をした。被告の県側は請求棄却を求め全面的争う姿勢を示した。

被告側は、代理人のほか県警幹部6人が出席、原告側は6人が出席、傍聴席は満席であった。

 ２　弁護団会議とシンポへの参加

終了後、記者会見と弁護団会議が開かれ、「警察ネット」から北海道警ＯＢの斉藤邦雄と原田が出席した。午後6時30分からシンポが行われた。シンポには、仙波巡査部長、弁護団のほか「仙波さんを支える会」の代表東玲治氏が出席、「警察ネット」からは斉藤、片岡、原田が参加、中川弁護士の司会で進められた。