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警察内部告発者

最終更新時間:2005年03月05日 13時35分15秒

 3/10「警察内部告発者 ホイッスル・ブロワー」原田宏二 著 講談社から発売(新刊のご案内)

130?の覚醒剤、大麻2tの“密輸”……黒い拳銃捜査の果てに辣腕刑事だった元部下だけが、なぜ、逮捕されたのか。警察庁を頂点とした組織的な「裏金作り」の全容と警察キャリアたちに抑圧される現場警官の苦悩に迫る!警察が隠蔽する史上最大のスキャンダル!ホイッスル・ブロワーが封印を解く

【著者紹介】原田宏二(はらだ・こうじ)

1937年(昭和12年)生まれ。'57年、北海道警察に採用され、'58年4月から札幌中央署、岩見沢署などで勤務し、'75年に警察庁保安部防犯課に出向。’89年3月警視正に昇任、道警本部警務部警務課長、旭川中央署長など歴任、'95年釧路方面本部長(警視長)で退職。'04年2月10日、札幌弁護士会館で、道警の裏金問題について「告白」記者会見をひらく。同年3月、道議会総務委員会で証言、8月には、全国市民オンブズマン連絡会議の全国大会に参加、その後も『明るい警察を実現する全国ネットワーク』を設立するなど、警察の健全化、透明化、民主化に向けて精力的に活動中。

【内容】

03年秋、北海道警察で浮上した裏金疑惑は、04年2月10日、元道警・釧路方面本部長の原田宏二氏が「実名告白」会見をしたことで、急展開、全国で初めて、組織的・慣習的な裏金システムが存在していたことを警察に認めさせ、大規模な特別監査のメスを入れるところまで追いつめたのである。その原田氏が、「告白記者会見」をする大きな動機となった「稲葉事件」の深層に初めて言及し、警察官人生でかかわった「裏金作り」と「裏金の使用」についてすべてを書き下ろした。本書は、警察庁を頂点とした全国の警察の組織的「公金横領」の全容とそこに潜む警察キャリアの腐敗、日々良心の呵責に苛まれながら裏金を作らされる捜査官たちの真実に迫る、上質のノンフィクションである。

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