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2021年版包括外部監査の通信簿 オンブズマン大賞に堀雅博氏(岐阜県監査人)・岡部宗茂氏(岡山市監査人)

(21/9/22 午後2時発表)
2021年版 包括外部監査の通信簿 結果発表
https://www.ombudsman.jp/houkatsu/2021kekka.pdf

評価結果
(1)包括外部監査報告書の評価結果
① 令和元年度の各自治体の包括外部監査テーマ及びその評価は別紙一覧のとおりである。
 優秀賞7自治体7テーマ、活用賞15自治体15テーマであり、一方、改善要望13自治体13テーマであった。毎年優秀賞の中でも最も優れた報告書に対し「オンブズマン大賞」を授与しているが、本年度は 堀雅博氏(岐阜県包括外部監査人)と岡部宗茂氏(岡山市包括外部監査人)をオンブズマン大賞とした。
 2021年9月25日・26日にオンラインで行う「第28回全国市民オンブズマン・オンライン大会2021」にて結果発表を行う。
② 「オンブズマン功労賞」について
 3年間同じ監査人が続けて優秀賞又は活用賞を受賞された場合にはオンブズマン功労賞を贈っている。
 平成30年度~令和2年度の3年連続で活用賞以上を受賞した該当者はいなかった。

(2)自治体の措置対応の評価結果
 各自治体の平成30年度包括外部監査への措置対応に対するA~E評価は別紙「包括外部監査について自治体の活用度評価一覧表」のとおりである。
  総合評価の結果、Aランクになったのは、青森県、秋田県、埼玉県、東京都、和歌山県、山口県、徳島県、大分県、さいたま市、新潟市、浜松市、神戸市、川越市、越谷市、柏市、豊中市、八尾市、松江市、久留米市、那覇市、東京都町田市、滋賀県甲賀市の22自治体である。
 過年の通信簿では先進的に措置対応が優れたものに「措置模範賞」や外部監査への措置が同年内で最高(第一位)とみられたものには「オンブズマン大賞」ないし「措置模範大賞」を贈った。本年度は、全体として水準は上がっているものの、これらに該当する自治体はなかった。
 一方、2018年版のイエローブックから措置が形ばかりで内容が乏しいのは首長の政治責任を伴うとして、2年にわたりD、E評価のものについては、首長自身に対しイエローカード、3年にわたるものはレッドカードを宣することとした。そこで、評価班は3年連続で総合D以下の評価の3自治体(仙台市、八王子市、東京都大田区)と2年連続で総合D以下の評価の4自治体(山形県、岡崎市、長崎市、佐世保市)の首長に対し、改善を求める要望書を送付した。

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