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2017年度「包括外部監査の通信簿」結果発表

「2017年版包括外部監査の通信簿」の結果を発表いたします。
https://www.ombudsman.jp/houkatsu/2017kekka.pdf

(1)包括外部監査報告書の評価結果
 ① 平成28年度の各自治体の包括外部監査テーマ及びその評価は別紙一覧のとおりである。
   優秀賞2自治体2テーマ(うちオンブズマン大賞2自治体2テーマ)、活用賞26自治体28テーマであり、一方、改善要望14自治体16テーマであった。

「オンブズマン大賞」
今回は「オンブズマン大賞」は、青森県(公認会計士 倉成 美納里氏)と岐阜市(弁護士 芝 英則氏)の各監査人に贈る。2017年9月2日・3日に和歌山県民文化会館で行う「第24回全国市民オンブズマン和歌山大会」にて授賞式を行う。

 ② 「オンブズマン功労賞」について
   平成26年度から平成28年度まで3年連続同一自治体での活用賞以上を受賞した監査人には、「オンブズマン功労賞」を贈呈することとした。受賞者は次の3名である。”
   26・27・28年度 青森県包括外部監査人  公認会計士 倉成 美納里氏
              滋賀県包括外部監査人  公認会計士 村尾 愼哉氏
              岐阜市包括外部監査人  弁護士    芝 英則氏

(2)自治体の措置対応の評価結果
  各自治体の平成26年度包括外部監査への措置対応に対するA~E評価は別紙「包括外部監査について自治体の活用度評価一覧表」のとおりである。”
 総合評価の結果、Aランクになったのは、青森県、秋田県、岐阜県、東京都、神奈川県、大阪府、徳島県、山口県、愛媛県、札幌市、盛岡市、岐阜市、豊田市、大津市、豊中市、松山市、久留米市、宮崎市、那覇市、北海道伊達市、東京都町田市、岐阜県羽島市、大阪府八尾市の23自治体である。
 措置評価のうち総合D評価の自治体に対してはイエローカードを宣し、E評価についてはレッドカードを宣する。本年では、福山市が、本年度は何らの措置公表もなされておらずE評価であり、措置公表ワースト候補であり、改善を要望する。 また、5年連続で総合D以下の評価の11自治体(鹿児島県、仙台市、さいたま市、横浜市、京都市、郡山市、富山市、姫路市、倉敷市、福山市、長崎市)に対し、改善を求める要望書を送付した。

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平成11年度より都道府県・政令市・中核市で義務付けられている「包括外部監査」を市民の目でチェックしようと、全国市民オンブズマン連絡会議が平成12年から毎年行っている「包括外部監査の通信簿」の2017年版が完成しましたので御連絡致します。また、包括外部監査に自治体がどう対応したか「自治体の措置評価」も行いました。
なお、この記者会見は全国市民オンブズマン連絡会議としてのものであり、他地域では記者会見は行いませんのでご了承下さい。なお、毎年各報道機関には報道・全国配信いただいております。

 記事解禁:テレビ・ラジオ・ネット 8月29日午後3時以降、新聞8月30日朝刊 

●日 時:8月29日(火)午後3時00分~
場 所:愛知県弁護士会 3階小会議室
●出席者: 浅井亮(弁護士)全国市民オンブズマン連絡会議 包括外部監査評価班事務局長

内容等詳細につきましては、包括外部監査評価班事務局長の浅井亮弁護士(電話075―211―4643)もしくは全国市民オンブズマン(電話052-953-8052)までお尋ね下さい。データがご入用の方は、メール office@ombudsman.jp までお問い合わせください。

なお、1冊5,000円(税込み)で販売しております。申込方法は、当ホームページ(http://www.ombudsman.jp/)掲載の申込書をダウンロードし、必要事項を記入の上、FAX(052-953-8050)にてお申し込みいただけます。(所定の用紙以外も可)
なにとぞよろしくお願いいたします。

・チラシ・申込書pdf http://www.ombudsman.jp/houkatsu/2017wakayama.pdf
・申し込みフォーム  https://ssl.form-mailer.jp/fms/41534811522958