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人事委員会裁決に対する仙波巡査部長コメント

最終更新時間:2006年06月16日 09時53分29秒

人事委員会裁決に対する仙波巡査部長コメント

 人事委員会裁決に対する仙波巡査部長コメント

昨年1月20日、私は愛媛県警察で長年、組織的に裏ガネ作りが行なわれてきたことを記者会見して明らかにしました。その後、拳銃の取り上げ、配置転換の処遇を受け、配転先の県警本部通信指令室で、格別の仕事を与えられることなく、窓の外に広がる松山城を眺めて過ごす毎日を送ってきました。気がつけば1年4ヶ月が経過してしました。定年までのあと2年10ヶ月もそうだろうと思っていましたところ、思いがけなく、人事委員会から「配転処分取り消し」の裁決をいただき、元の職場である鉄道警察隊に復帰することが出来ました。軟禁状態から解放され、これ以上の喜びはありません。これもひとえに、皆様方の暖かいご支援のおかげで、感謝の気持ちでいっぱいです。

しかし、不当な処分は撤回されましたが、裏ガネ問題が解決したわけではありません。むしろ、風化の兆しすら感じるこの頃です。この問題が解明され、責任の所在が明らかにされない限り、私の戦いに終わりはありません。今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、お願いします。

平成18年6月10日

 愛媛県警鉄道警察隊

巡査部長 仙波敏郎


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